外交的なゴタゴタは戦争でも愛でもなくて金で解決しましょう
こんな記事が出てくるように、なんか知らない間に日本は戦争する国になっている。
ミサイルとか戦争がバズワードみたいになってて気色悪い。
日本国憲法の三原則の一つに「平和主義」とあるのをすっかり忘れてしまったのだろうか。
日本が軍事力に対する解釈を有事(っぽい)タイミングで変えてきた変遷は下記の記事が非常に参考になる。
今回の弾道ミサイル騒動の裏で共謀罪が可決されようとしているのも数年後に振り返ると、ああそういうことだったのか、と感慨に浸ることになるかもしれない。
そりゃあ、北朝鮮みたいなキチガイは何をしてくるかわからない。
それに今は、トランプみたいに好感度アップのためにミサイル連発するやつもいる。
のんきにアメリカが守ってくれると思ってる人もいるだろうがアメリカにメリットがなくなったら北朝鮮みたいなキチガイの相手をしてくれるはずがない。そもそもアメリカはアジアのことを未だに理解してない。中国も韓国も日本も北朝鮮も同じようなもんと認識していると思っておいたほうがいい。
歴史あるTIME誌ですら↓この体たらくである。
日本は敗戦国だけど、大日本帝国の時と違って金は持ってる。今頃働き方改革とか言い出す程度に働くのも好きだ。
そして幸いなことに、トランプはビジネスマンだから金で動いてくれる。
国と国との関係に情なんてないが、金はそういう時の円滑油として発明されたはずだ。
アメリカ本土に嫌というほど工場建てて経済支援して、その見返りにサイバー攻撃でもなんでもやってもらって北朝鮮の指揮系統停止させて何が何でも軍事力を凍結させるべきだろう。
ミサイル飛んできたらどうだとか戦争になったらどうしようとか、考えてもしょうがない。戦争になったら一般市民にできることなんてない。撃たせた時点で終わり。
頭と体使って働いて国を潤わして、世界の警察たるアメリカでもなんでもいいからゴマすって金払って平和を維持するのが現実的な選択肢ではないだろうか。それなら一般市民にだってやれることはある。
「愛と平和と叫ぶしかない」なんてことはない。金は稼げるはずだ。
若者はデモ行く暇があったら働いて稼いで税金収めろ。
在日米軍の費用ぐらい払ってやればいい。なんかあったら我々のために命かけるのは彼らだ。
戦争しないためなら、いくらでも血税払うよ。あべちん。
(ホーリーライト)
弾道ミサイル落下時の行動について
最近でいちばんクソだなと思ったニュース。
http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/290421koudou1.pdf
何を弾道ミサイルごときに日和ってるのかわからない。
地震大国に原発ポコポコ作って何言ってんだろう。
核弾頭1個使うより、飛行機ハイジャックして原発に突っ込んだほうがよっぽどコストかからないのでは。
それに「頑丈なビルに避難してください」とか、国民をバカにし過ぎ。
そもそも攻撃される理由もよくわかんないんだから外交きっちりやってくれ。
税金払ってる国民にケツふかせるとか、どんだけだよ。
そもそも安保法案とは何だったのか。
集団的自衛権てそういう時発動するんじゃないのか。
それが行使したくて通したんじゃないのか。
許してやったんだから、確実に撃ち落としてくれよ。
…と自衛隊の弾道ミサイルのページ見たらたいして情報更新されてないという。
まあ自衛隊の現場の皆さんには罪はなくて、大本営の頭が悪すぎるってだけ。
この図式は戦後70年たっても変わらないから、何度戦争やったって負けるんだよ。
そもそも戦争なんてコストばっかりかかるんだから、国土がこんな小さい国でやるようなことじゃない。
日本は、諸問題を金で解決するぐらいがちょうどいい。
列強と肩を並べようなんて考えないほうがいい。
戦争できないんだから。
パンにするか和菓子にするかとか、重婚疑惑とか、忖度とか、日本国の上層部のおやりになることは全く理解しがたいけれど、そのへんほんと別にどうでもいいし、好き勝手やっていただいて構わないから、とにかく完璧に国民を守ってくれ。
で、ミサイルが飛んできたときの対処方法を周知するのじゃなくて、どう守るかを教えてくれ。
「弾道ミサイルが飛んできたらビルに隠れてください」なんてバカなこと二度と言わないでほしい。
(凌雲閣)
電通「子どもいない奴は休日出勤免除不可な」
電通「ほっといても来るやろうけど、作らんわけにもいかんで採用サイト作ろか」
電通「『前例のない未来だ。』。学生こういうノリ好きやろ。労働環境のことも書いとかなあかんな。子育てしやすいデースーヨーっと」
電通「実は他の企業とやっとること対して変わらんけどなんかそれっぽいロゴデザインしてそれっぽく載せとけばそれっぽいやろ。」
(画像はwww.career.dentsu.jpより引用)
電通「ん〜書くこと無くなってきた。もうちょっと子育てしやすいっぽい感じ出したいな」
(カチャカチャ)
(画像はwww.career.dentsu.jpより引用)
電通「子どもがいる人は時間外・休日勤務免除っと。子どもいない奴は免除しんけどな。他にも適当に制限とか言っとけば学生騙せるやろ。免除する、制限するとは言ってないからな。勘違いするなよ。可能って言ってるだけ。判断は現場に任せるわ」
電通「情弱意識高い系ミーハー学生はほっといても来るけどな」
(ホーリーライト)
推しの死とかいうクソ記事を読んだ
2月8日(水)、私立恵比寿中学の松野莉奈さんが亡くなった。事務所の発表によれば病死とのことである。死因に関しては未発表で、インフルエンザからくる脳症?という話題がSNSをかけめぐったが、それも憶測の域を出ない。とにかくわかっていることは、彼女は18歳という若さでこの世を去ったということだけだ。
自分はドルオタではあるがDDではないので、別のグループの別のアイドルを推していて松野さんを推していたわけではない。しかしドルオタである以上、自分の推しだったらと考えることはできる。
その心境になってみると、とてもじゃないけどこんなクソ記事、絶対書けないと思った。
松野さんが亡くなった、その翌日の2月9日に公開された記事だ。そもそもこのタイミングでこうしたタイトルの記事、という時点で嫌な予感がしたのだが、読んでさらに驚いた。前段はこのような内容だ。
・2012年ラゾーナ川崎でのメジャー調印式でエビ中と握手
・ららぽーと豊洲のイベントで松野さんを推すと決意
・2014年4月の卒コンへ行く→体制が変わるので今までとなんか違うと思った→他界
・以降もモデル活動などをする松野さんの姿は見てたしインスタにもいいねしてた。
他界してんじゃんと思いつつも読み進めると、彼は後悔しているのだとわかる。
2012年8月、みなとみらい・クイーンズスクエア横浜でのリリースイベントで行われた、りななんの14歳の生誕祭のこと。
(中略)
CDの購入特典として行われていた「2ショット写メ」を全メンバーと一緒に行う「全員ショット」を試みたのです。そのためにCDを18枚購入し、メンバー全員と横並びになりました。白いドレスを着たりななんは、僕の隣でした。
推しているアイドルの現場に行かなくなることを、ファンの業界用語で「他界」と呼んだりします。僕はもうエビ中の現場にはしばらく来られないと思って、軽い気持ちで「他界」にかけて、メンバーと幽霊のようなポーズをして写真を撮ったのです。
りななんの訃報に衝撃を受けながら、その時のことを思い返して激しく後悔の念にかられました。些細なことかもしれません。ただ、僕は馬鹿だった。冗談でも、するべきではなかった、と。
は?
これってどういう後悔なの?
「俺が幽霊のようなポーズを撮ってしまったことが死へのトリガーになってしまった!」
→そんなわけないので安心しろ。
「幽霊のようなポーズを撮った俺と、死んでしまったりななんが写っている!つらくて見返せない!」
→見返さなきゃいい。
「他界とかふざけて言ってたけど、本当に亡くなってしまった!」
→「他界」はオタクのお前の行動を表すのであってアイドル側ではない。
後悔するポイントがズレているというか、お前の他界と松野さんの他界は別件だから勝手に紐付けてさしあげるなよというか。お前の後悔とかどうでもいいし、アイドルに限らず、他人の死はまず他人のものであってお前が泣いたり喚いたりというのは二の次なのだし、個人的な写真を撮ったときのどうたらこうたらを、よくもぬけぬけと書けたものだなと。
ていうか、「松野さんが死んだこと」より「幽霊ポーズをしたことへの後悔」のほうが重たいってすごくないですか。
そもそもこれはブログではない。メディアを通して発信される「記事」だ。ライターなら事実のみを書けよと思う。松野さんの人となりや、発した言葉、その足跡を紹介してやれよ。お前の後悔なんてどうでもいい。
ブコメを見ると批判的なものはなく、どちらかというと共感を呼んでいるようだ。意外な気もしたが、松野さんというアイドルを応援していた、推しだと明言している人物が書いた記事なら、読んだ人たちが「かわいそうに」という感情を持つのも無理はない。ただ何人かは「推してないじゃないか」というコメントを残している人がいて、すこし安心した。エビ中のオタたちはそれどころじゃないだろうし、そもそもこんな記事見なくていい。
今回松野さんが亡くなり、自分の知る限り、彼女をメジャーデビュー以前から応援している“推し”たちは声をひそめている。古参だからというわけではない。この数年でファンになったオタたちも皆そうだ。後悔なんて、死の前には何の意味もないからだ。ただただ困惑して、この事実をどう受け止めるたらいいか、それぞれが必死で向き合っている。
自分でも何をどうしたら推しといえるのか、いえないのか、ジャッジする立場では決してないが、自分が仮にライターという職種の人間だとして、こんなどうでもいい個人の見解を、公のメディアを通じて書くことは、とてもじゃないけどできない。ひとりのオタとしても、推しが亡くなった翌日に、自分が推しの代表のような顔をして公の場で何か発言をすることなんてとてもじゃないけどできない。
正直このライターのことをこの記事以上に何も知らないのだが、Twitterのプロフィールにハロヲタと明記しながら、推しの死とか堂々と書けるその厚顔無恥さに、心底腹が立って呆れたというお話。
(凌雲閣)
張作霖爆殺事件 ×「マオ」× 歴史修正主義
張作霖爆殺事件は関東軍によって起こされたとするのが通説です。
でも世の中にはそれを認めたくない人たちがいるようで。
歴史修正主義者たちの典型的な思想が垣間見えます。
例えばこの動画。
歴史修正主義者たちのつどい。いかつい人たちがいかつい場所に集まってます。
「張作霖爆殺事件はソ連の仕業だ」と わざわざ日本に言いに来た無名ロシア人作家による誰に向けてやっているのかよく分からない記者会見の動画です。桜チャンネルですかね。
動画でも触れられていますが、多くの歴史修正主義者の間で張作霖爆殺事件ソ連主謀説の根拠となっている本が「マオ 誰も知らなかった毛沢東」です。
ブックオフで普通に買えます。筆者も買いましたが分厚いのでまだ読んでません。
ちなみに中国では発禁になってます。
https://www.amazon.co.jp/マオ―誰も知らなかった毛沢東-上-ユン-チアン/dp/406206846X
この本で張作霖爆殺事件について書かれているのは下記の部分のみ。しかもこれ、脚註です。
張作霖爆殺は一般的には日本軍が実行したとされているが、ソ連情報機関の資料から最近明らかになったところによると、 実際にはスターリンの命令にもとづいてナウム・エイティンゴン(のちにトロッキー暗殺に関与した人物)が計画し、日本軍の仕業に見せかけたものだという。
そしてこの脚註の出典となっているのが冒頭の無名ロシア人の本だというわけです。ややこしい。
じゃあなんで無名ロシア人のおっさんの本を根拠にしないかというと邦訳が一冊も発売されてないからです。
歴史修正主義者のおじさまがたは、無名ロシア人が書いた本を出典にして中国人が書いたたった1行の脚註を根拠に張作霖爆殺事件の犯人を解明しようとしているようです。ややこしい。
ちなみに、ロシア人のおっさんが何を根拠にソ連主謀説を書いたかというと、ヴェノナ文書というソ連の諜報機関の通信記録らしいです。アメリカとイギリスの諜報機関によって解読された、とされています。これもかなり怪しさプンプンの文書ですね。
参考:ビジネスのための雑学知ったかぶり 張作霖暗殺とヴェノナ文書
さて、冒頭の動画に出てくる田母神おじさんは、2008年に今話題のアパホテル主催の論文コンテストで入賞して「田母神論文」として話題になりました。そのことについて書かれた下記のブログにも「マオ」が出てきてますね。 まるでバイブルです。
このブログにも書かれているように、歴史修正主義者の多くは、日本が戦争したのはソ連のコミンテルンの仕業で、日本は悪くない、と主張します。
だから、日本暴走のはじめの一歩的な出来事である張作霖爆殺事件をソ連の仕業だとしたいんでしょうか。
最後にこの動画。元文春編集長と近現代史研究家のおじいちゃん二人が楽しそうに「マオ」を飾りながらソ連主謀説について話しています。長いですが、最初の10分ぐらい見るだけでも楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
癒されますね。
ホーリーライト